DealAgent、新機能で営業活動の精度向上へ

株式会社マツリカは、営業AIエージェント「DealAgent」に新機能「エンゲージメントレポート」を追加しました。この機能は、顧客のWeb行動データやAIチャットとの対話内容を分析し、顧客の興味関心を可視化します。これにより、営業担当者は顧客の具体的なニーズを事前に把握し、より的確なアプローチが可能になります。
エンゲージメントレポートは、以下のデータを自動的に収集・分析し、わかりやすく可視化します。
・AIチャットとの対話履歴
・X (formerly Twitter)
・コンテンツ閲覧履歴(ページアクセス、閲覧コンテンツ、閲覧数、閲覧時間、資料のスライドごとの滞在時間など)
・ページ内でのコンテンツ検索履歴
特筆すべきは、従来のWeb行動ログ(ファーストパーティデータ)に加え、AIチャットとの対話を通じて顧客自身が自発的に提供する情報(ゼロパーティデータ)も収集・分析できる点です。これにより、推測の余地が大きい行動データだけでなく、顧客自身が表明した興味関心や課題を正確に把握することが可能になります。
この機能により、営業担当者は問い合わせ対応や提案時に、顧客の興味関心を事前に把握した状態でコミュニケーションを開始できます。また、大量の問い合わせやハウスリードがある場合でも、興味度合いに応じて対応の優先順位付けが容易になります。マーケティング部門においても、顧客が何に興味を持ち、どのような課題を抱えているかをレポートで一元化・可視化された情報をもとに詳細を把握し、マーケティング施策の改善に活かすことができます。
DealAgentは、営業プロセスの各フェーズにおいて、AIが営業担当者に代わって業務を担い、自律的に営業プロセスを前に進める営業専門のAIエージェントです。“Good Business Communication, Together with AI.”というプロダクトビジョンのもと、営業と顧客、両者がより良い関係性を築き、良い取り引きを創出する支援を行っています。
この新機能は、営業活動の精度向上と効率化を図る企業にとって、有益なツールとなるでしょう。