久世、ユーソナー導入で営業体制を刷新

業務用食材卸の株式会社久世は、営業活動の属人化解消と全社的な情報活用基盤の構築を目的に、ユーソナーの法人企業データベース「LBC」を導入しました。これにより、営業プロセスの可視化と再現性の向上を図り、組織全体での成果底上げを目指しています。
久世では、これまで営業活動や名刺管理が属人的で、成果が一部のハイパフォーマーに偏っていました。この課題を解決するため、同社はkintoneを単なる管理ツールではなく、顧客満足と利益を最大化する仕組みとして再定義し、LBCとの連携を決定しました。
営業部門では、LBCにより整備された顧客データ基盤を活用し、既存営業ではチェーンやグループ企業の店舗単位での取引状況を可視化、新規営業では企業情報&名刺管理アプリ「mソナー」を活用し、個人経営の飲食店情報も管理できるようになりました。これにより、情報収集の効率化と営業スキルの平準化が実現しています。
商品部門・マーケティング部門では、自社のホームページに来訪した企業を可視化する「ライブアクセス」機能を活用し、より豊かな顧客接点を持てるようになりました。
その他部門では、これまで営業部門と別々に管理されていた顧客コードをLBCコードによって統一、名寄せできるようになり、照合作業の工数を大幅に削減。また、評点情報を活用することで、取引においてリスクの高い企業を事前に把握でき、与信判断や取引可否の判断がよりスムーズになりました。
・久世がユーソナーの法人企業データベース「LBC」を導入
・営業プロセスの可視化と再現性の向上を図る
・kintoneとLBCの連携で顧客データ基盤を整備
・営業、商品、マーケティング、その他部門での活用
・照合作業の工数削減と与信判断の効率化を実現
今後、久世はユーソナー導入を契機に、営業部門のみならず、商品部門やマーケティング部門を含めた全社的な情報活用の基盤づくりを進めていく予定です。