LBMA Japan、位置情報ビジネス＆マーケティングカオスマップ2025年版を発表

LBMA Japanは、位置情報を活用したマーケティングおよび社会実装を推進するため、「位置情報ビジネス＆マーケティングカオスマップ2025年版」を公開した。今回で6回目となる最新版では、110社の加盟企業を中心に、位置情報活用の進化と多様化を示す5つの主要トレンドを発表。従来の広告・販促領域にとどまらず、防災や都市計画など社会課題の解決に向けた応用拡大が明らかになった。

特に、産官学連携の深化、リアルタイムデータの統合、三次元可視化技術の実用化、プライバシー保護技術の高度化、そしてデータ分析分野の実務実装が進展している点が特徴的である。これらの動きにより、位置情報はもはやマーケティング手法の一部ではなく、社会インフラとしての役割を担う段階へと進化している。LBMA Japanは、大学・研究機関・企業・行政との共創をさらに推進し、安心かつ高度なデータ利活用社会の実現を目指すとしている。

・110社が参加するLBMA Japanが2025年版カオスマップを公開
・位置情報の応用領域が広告から防災・都市計画へ拡大
・産官学連携の深化とリアルタイムデータ統合が進展
・三次元可視化技術とPETsの高度化が実務レベルに到達
・位置情報ビジネスが社会インフラとして定着しつつある