電通、アナログOOH広告価値可視化を強化と発表

電通は2025年10月16日、DOOH(デジタル屋外広告)の指標を応用し、アナログOOH(屋外広告)にも広告価値の可視化を可能にする新技術を発表しました。本リリースでは、デジタル時代の計測手法をアナログ広告に取り入れることで、従来ブラックボックスとされがちだった屋外広告の効果を可視化し、広告主に新たな判断基準を提供する狙いが述べられています。
従来のOOHは、広告接触数や視認性の定量化が難しいという課題を抱えていました。今回の技術では、DOOHの指標を応用して、アナログOOHでもデータに基づく指標設計や評価が可能になります。このアプローチにより、広告出稿の最適化や効果の検証、媒体選定における意思決定支援などが期待されます。また、広告主が広告投資の正当性を示せる価値を持つアウトドア広告への進化を目指すものです。
本技術は、DOOHで用いられる指標をモデル化・応用し、視認性・効果の“見える化”をアナログOOHに適用していく開発が中心となります。広告主は、これまで「出稿してみないとわからない」領域だった屋外広告に、データを根拠とした評価軸を持ち込むことが可能になるとされています。
・DOOH指標をアナログOOHに適用し価値を可視化
・視認性・広告効果の定量的評価が可能に
・広告投資判断や最適化の支援基盤になる
※関連リンク
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/1016-010954.html


