電通総研、「Ci*X Expense」と「Ci*X Workflow」最新版を提供開始

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電通総研は2025年10月23日より、エンタープライズシステム「Ci*X(サイクロス)」シリーズから、グループ経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」Ver.3.5と、汎用ワークフローシステム「Ci*X Workflow(サイクロス ワークフロー)」Ver.2.5の最新版を提供開始しました。これは、企業の会計業務における効率化と高度化を支援することを目的としています。

最新版「Ci*X Expense Ver.3.5」では、キャッシュレス決済サービスの「PayPay」の決済履歴取り込み機能を追加し、申請書の手入力負荷や人為的なミスを軽減します。また、AI-OCRとしてファーストアカウンティングの「領収書Robota」「請求書Robota」との連携を新たに追加し、予算や期待精度に応じたAI-OCRの選択肢を増やしています。さらに、申請・承認などの処理履歴の検索・分析機能を追加し、差し戻し傾向の分析などを可能にすることで、業務プロセスの改善に役立てることができます。

一方、「Ci*X Workflow Ver.2.5」では、項目の入力値に対するルール設定を強化し、「アイテムの値」や「計算式」を指定可能としました。これにより、数値演算や関数を活用した柔軟な業務ルール設定が可能となり、承認者の確認工数や差し戻し件数の削減に貢献します。また、申請書を種類ごとに他のユーザーが参照できる参照権限の委譲機能が追加され、必要な情報の迅速な共有を実現します。

※関連リンク
https://www.dentsusoken.com/news/topics/2025/1023.html

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