イー・ガーディアン、AI活用多言語コンテンツ品質チェックツール「Typesetting Checker」を開発

イー・ガーディアンは、独自の運用ノウハウとAI技術を組み合わせた多言語コンテンツ品質チェックツール「Typesetting Checker」発したことを発表いたしました。日本のコンテンツの海外売上が増加し、グローバル戦略における多言語展開が不可欠となる中で、誤字脱字や表示崩れを防ぐ「品質チェック」の重要性が高まっています。しかし、この作業は手作業では工数がかかり、人的ミスが発生しやすいという課題がありました。
本ツールは、この課題を解決するため、翻訳後の品質管理作業を正確かつ効率的に実施するために開発されました。AIによる差分検知機能と文字認識(OCR)機能を搭載し、翻訳前後のファイル(PDF、画像など)を比較し、文字サイズやレイアウトの僅かなズレまで高精度で自動検知します。
●効率化:漫画のチェック作業を例にすると、1話あたりのチェック時間を最大37%短縮し、工数削減を実現します。
●高精度な検知:AIが翻訳前後のドキュメントの差異を自動で検知し、見逃しがちな僅かなズレや小さな文字、吹き出し内の文字まで文字認識(OCR)機能で読み取ります。
●スムーズなコミュニケーション:修正指示やコメントをデータ上で共有できるアノテーション機能を搭載し、作業者間やクライアントとの円滑なコミュニケーションをサポートします。
●幅広い適用範囲:漫画、アニメ、Webサイト、アプリなど媒体を問わず利用でき、同社の生成AI翻訳システム「EG Trans Works」と連携させることで、翻訳から品質管理まで一気通貫のワークフローを構築可能です。


