TISとGATHER、セキュリティトークン活用でスポーツビジネスを協業

TISは、スポーツビジネスにおける経営・コンサルティングなどを支援するGATHERと、2025年11月より新規協業を開始したことを発表いたしました。この協業は、セキュリティトークン(ST)を活用した資金調達の多様化や、スポーツクラブの資金調達を支援する新サービスの提供開始を目指すものです。
スポーツ市場は2025年までに15兆円への拡大を目指す国の目標が掲げられている一方で、スポーツが地域経済活性化や関係人口増加といった社会的な価値を生み出しているにもかかわらず、その価値が投資家間で共有されにくく、継続的な成長投資に向かいにくいという構造的な課題を抱えています。
今回の協業では、IT・テクノロジーに強みを持つTISが提供するST発行・管理プラットフォーム「STLINK」と、GATHERが持つスポーツビジネスにおけるコンサルティング提案力やナレッジを融合させます。具体的には、スポーツクラブの事業投資やスタジアム建設などの資金調達において、GATHERが資金調達目的の設計や計画策定を支援し、「STLINK」を提供することで、STを活用した資金調達を一気通貫で支援します。
さらに、スポーツがもたらす地域経済活性化などの社会的インパクトを可視化し、投資家とのコミュニケーションを促進する新サービスの共同開発・企画も進めています。両社は2030年度までにこの協業を通じた共同案件で売上高10億円を目指し、スポーツビジネスでモデルを確立した後は、教育や医療など地域に根差した他の成長領域へのスコープ拡張も検討していくとしています。
・TISとGATHERがスポーツビジネス領域で協業し、セキュリティトークン(ST)を活用した資金調達を支援します。
・スポーツクラブの資金調達を支援するため、TISのSTプラットフォーム「STLINK」とGATHERのコンサルティングノウハウを融合します。
・スポーツがもたらす地域経済活性化などの社会的インパクトを可視化する新サービスを共同開発・企画しています。
・2030年度までに共同案件で売上高10億円を目指します。
・スポーツビジネスで確立したサービスモデルを、教育や医療など他の地域関連領域へも拡張する予定です。
※関連リンク
https://www.tis.co.jp/news/2025/tis_news/20251118_1.html


