ジーニー、DOOHマーケットプレイス「MASTRUM」広告在庫の販売を開始

ジーニーは、ジェイアール東日本企画(jeki)が運営するデジタル屋外広告マーケットプレイス「MASTRUM(マストラム)」の広告在庫販売を開始したことを発表しました。この提携により、ジーニーが展開するデジタル屋外広告プラットフォーム「GENIEE DOOH」を通じて、JR東日本の主要駅構内や車両内サイネージといった、都心の高トラフィックエリアにおける広告配信が可能となります。具体的には、新宿、東京、横浜などの主要なターミナル駅や、東京周辺の広範な路線網をカバーする形で、多くの人々にリーチできる媒体が利用できるようになります。
今回の取り組みは、近年高まっている交通広告への広告主のニーズに応えるための重要な一歩です。特に注目すべきは、MASTRUMが保有する独自の媒体接触者データをGENIEE DOOHのレポーティング機能に連携させる点です。これにより、広告主はこれまで以上に詳細な広告効果の測定と精度の高いレポーティングを受けることが可能となり、広告投資の費用対効果をより明確に可視化できるようになります。
今後は、オンライン広告領域で強みを持つジーニーと、オフライン広告、特に交通広告に深い知見を持つjekiが連携をさらに強化していく方針です。両社の強みを組み合わせることで、広告主に対してオンラインとオフラインを統合した、包括的な広告パッケージの提供を目指します。これにより、多角的な視点から消費者にアプローチし、より効果的なマーケティング戦略の実行を支援することが可能になります。
・ジーニーがDOOHマーケットプレイス「MASTRUM」の広告在庫販売を開始し、「GENIEE DOOH」を通じてJR東日本の主要駅や車両内サイネージでの広告配信が可能に。
・MASTRUMの媒体接触者データをGENIEE DOOHのレポーティングに反映することで、広告効果の詳細な測定とレポーティングが可能となる。
・オンライン広告に強みを持つジーニーとオフライン広告に強みを持つjekiが連携し、広告主へオンライン・オフライン統合の広告パッケージを提供していく方針。
・「MASTRUM」は日本最大級の広告在庫を目指し、国内OOHメディアのDXを加速させ、広告費用対効果の可視化や媒体取引の自動化といった新たな価値を市場に提供。