マツリカ、「DealAgent」導入でナイルの営業DXを促進

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マツリカは、自社提供のマーケティングAIエージェント「DealAgent」を、ナイルに導入したことを発表しました。ナイルではすでに昨年10月にインサイドセールスを内製化し、2025年には体制強化を進めてきました。その中で、見込み顧客の“有効商談”への誘導を最適化する手法の必要性を痛感。既存のマーケティング資料やセミナーで集客はできても、中長期的なフォローが課題となっていた背景があります。また、従来のカスタマージャーニーに沿った情報提供策は工数がかかり、顧客の動きに柔軟に対応しきれない現実もありました。こうした課題に対して、DealAgentは、AIの力で顧客一人ひとりに最適化された情報を自動的に提供し、顧客のニーズに即応する“エージェンティックマーケティング”を実現します。

具体的には、まずメールマガジンやインサイドセールスのコンテンツにDealAgentを組み込み、受け手が求める情報へ迅速にアクセスできる仕組みを整えています。将来的にはWebサイトやオウンドメディアにもAIによる情報提供を展開し、幅広いチャネルでの即応体制を構築予定です。
さらに、従来は記事閲覧をヒントにセールスが個別対応する方法がとられていましたが、この方法では検討度の高い顧客を絞り込むのが難しく、営業工数も膨大でした。今後は、閲覧履歴やAIとの対話データをもとに、顧客の関心度をAIが解析し、アプローチの優先順位を自動で判断。これにより、インサイドセールスはより効率的かつ効果的な対応が可能になります。AIとの対話自体が顧客の高い関心のサインであり、このデータ活用により営業精度の向上が期待されています。

「DealAgent」は2025年4月に提供を開始したAIエージェントであり、マーケティングから営業に至る一連のプロセスにおいて、AIが自律的に業務を代行しながら、検討プロセスを前進させる独自のしくみとなっています。ナイルは、DealAgentの導入により、これまでの限界を超えたマーケティング活動と営業アプローチの高度化を図り、より顧客中心の営業体験を実現しようとしています。

・顧客一人ひとりのニーズに合わせたAIによる情報自動提供を実現(エージェンティックマーケティング)
・メールやインサイドセールス、将来はWeb/オウンドメディアにもAI提供を拡大
・閲覧・対話データを活用し、営業アプローチの優先順位をAIが判断 → 効率的かつ効果的な対応へ

※関連リンク
https://mazrica.com/press-release/250821/

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