体験型XRエンタメ「Scape®」を提供するABALと提携

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電通は、ABALが開発した空間拡張技術を活用した次世代エンターテインメントプラットフォーム「Scape®」を、2025年6月1日付で戦略的に提携し提供開始しました。本取り組みは、リアルな店舗・施設空間と仮想空間を融合させることで、来場者へ没入感のある体験を低コストかつ高効率に提供できる点が特徴です。

Scape®は特許取得済み技術を活用し、限られた実空間でありながら、エレベーターや移動装置の仮想再現により数万平方メートル規模の体験を実現。また、複数人同時体験や、リアル空間上でバーチャルアバターの摩擦回避など、先進的な演出が可能です。さらに、仮想空間で撮影した画像をSNSシェアできる機能により、参加者の感動を拡散し、施設自体の魅力向上にも寄与します。

電通が蓄積してきた広告・コミュニケーション分野のノウハウをScape®に組み込むことで、テーマパークや展示会などの既存空間をデジタルエンタメ化し、新たな収益モデルの構築支援を目指す内容です。今後も電通は企業の保有IPや施設の価値向上を通じ、空間型エンタメ事業の展開を強化していきます。

・ABALの「Scape®」技術を活用し、リアル+仮想空間体験を全国展開
・特許取得の空間拡張技術により、狭小スペースで広歓体験を提供
・複数人の同時体験やアバター調整による新しい没入体験を実現
・仮想空間内で撮影した画像をSNSでシェア可能に
・既存施設をエンタメ化し、IP活用・収益化支援を推進

この提携を通じ、電通は次世代のロケーションベースエンターテインメント市場での競争優位を確立し、ブランド/施設価値の総合的な向上を目指します。

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