電通、1億人ペルソナAIモデル搭載リサーチツール「People Research」本格運用開始

電通は、独自のAIモデル「People Model」を搭載したリサーチツール「People Research」の社内における本格運用を2025年11月12日より開始しました。これは、1億人規模の高解像度なペルソナを仮想再現するAIモデルを基盤とし、生活者の深層心理や行動背景を探ることで、より精緻なマーケティング活動支援を実現するものです。
近年、生活者の価値観が多様化・複雑化する中、企業にはより深い生活者理解が求められています。このツールは、今まで限られた環境下での利用だった「People Model」を、多くの社員が簡便に活用し、調査・分析が行えるよう環境を整備するために開発されました。
「People Research」は、想定顧客ペルソナにインタビューができるツール「AIQQQ TALK」と連携しています。これにより、調査したいセグメントの抽出から、そのセグメントの代表者へのインタビュー実施など、施策の立案から実行までを一気通貫で支援することが可能になりました。また、従来の調査では捉え難かったニッチな層や新しい価値観を持つ生活者クラスターへの柔軟な調査設計が可能となり、「なぜその回答になったのか」という背景要因、つまり生活者の意思決定プロセスまでを把握できるようになります。
・1億人ペルソナを仮想再現した独自のAIモデル「People Model」を基盤としています。
・調査したいセグメント抽出から深層心理を探るデプスインタビュー実施までを一気通貫で行える機能を提供します。
・これまで数日間かかっていたインタビューまでの時間を数分から数時間に短縮することが可能です。
※関連リンク
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/1112-010950.html


