電通デジタル、「グローバル CMOナビゲーター 2025:CX版」を発表

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電通デジタルは、電通グループの海外事業のCXM領域を担うMerkle(マークル)社が、日本を含む世界の主要14市場のCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)1,900名以上を対象に調査した「グローバル CMOナビゲーター 2025:CX版」の日本語版を発表いたしました。

本調査では、CMOの多くが、顧客のAI活用拡大が将来のブランドロイヤルティに大きな影響を及ぼすと予測していることが明らかになりました。ブランドと顧客の関係が変容する将来に備え、CMOは顧客のニーズを先回りして把握する「予測力の向上」と、AIを搭載したデバイスやプラットフォームを介した「エージェント型取引に対応した体験設計」を重視しています。実際、ほぼすべてのCMO(97%)が、予測力の向上を新たな戦略の道筋として最も重要な要素と位置づけています。

また、AI活用の主な利点として、成長とパーソナライゼーションが最重要視されています。AIによって「効率性の向上」が達成できるという見方が強まっており、CMOの約半数(49%)は、すでにAIをパーソナライゼーション戦略の中核に位置づけていると回答しています。

本レポートでは、顧客ニーズとビジネスニーズが交わる点で戦略を最適化できる「パーセプティブCMO(洞察力の高いCMO)」が浮上しました。彼らはブランドロイヤルティを最重要視し、AIによるパーソナライゼーションや生成AIへ重点的な投資を行っており、マーケティングの役割をこれまで以上に発展させようとしています。

・グローバルCMOの97%が顧客ニーズを先回りする「予測力向上」を重視。
・CMOの約半数がAIによるエージェント型取引への商品・体験設計を推進。
・洞察力のある「パーセプティブCMO」がAIによるパーソナライゼーションに注力。

※関連リンク
https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2025-1202-000281

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