電通デジタルが電通・DAZNと共同でデータクリーンルームを構築

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電通デジタルは、電通、スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」と共同で、新たなデータクリーンルーム「DAZN Open Marketing Engine」を構築いたしました。このソリューションは、電通とDAZNが保有する多様なデータを統合することで、スポーツコンテンツの価値向上と企業のマーケティング活動の効率化・高度化を実現することを目的としています。

近年、スポーツコンテンツの視聴デバイスや環境が多様化する中で、従来の指標ではファン行動の正確な把握や広告・協賛効果の定量的な測定が難しくなっていました。

本ソリューションは、生活者の同意に基づき、プライバシーが保全されたセキュアな環境下でデータを掛け合わせて分析を行います。電通が保有するテレビ視聴データや大規模な位置情報データ(スタジアム来場など)と、DAZNが保有するコンテンツの視聴データや広告接触データを統合することで、DAZN上での視聴行動に加え、地上波視聴、スタジアムへの来場行動に至るまで、多様化するスポーツファンの行動を「人基点」で分析できるようになります。

これにより、DAZN広告への接触がウェブサイトや店舗への来訪に寄与していたかどうかの計測や、DAZN広告とTVCMの統合リーチ計測など、DAZN広告の効果を多角的に検証することが可能となります。

今後は、分析によって広告効果が高いと想定される生活者へ直接アプローチする機能も追加し、スポーツファンの分析から広告配信、効果検証までを一気通貫に実現する予定です。

・電通・DAZNと共同で、スポーツマーケティング特化のデータクリーンルームを構築。
・DAZN視聴データと電通のTV視聴データ・位置情報データを統合し、ファン行動を分析。
・広告効果の多角的な検証を可能にし、企業のマーケティングROI向上を支援。
・プライバシーに配慮されたセキュアな環境下で、人基点の一気通貫支援を実現。

※関連リンク
https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2025-1211-000284

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