電通総研、人事システム「POSITIVE」にAI型DAP「テックタッチ」を導入

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電通総研は、生成AIスタートアップのテックタッチと連携し、信越化学工業が導入している統合HCMソリューション「POSITIVE」に、AI型次世代DAP(Digital Adoption Platform)である「テックタッチ」を導入しました。本システムは2024年12月から信越化学工業の全従業員を対象に稼働を開始し、年末調整や扶養変更などの人事手続きにおける問い合わせ対応や入力ミスによる負担を軽減することを目的としています。導入にあたっては、電通総研が提供する「テックタッチテンプレート for POSITIVE」を活用し、契約からリリースまで約3ヶ月と短期間で実現。特に操作に不慣れな従業員でも使いやすいノーコードのガイダンス設定により、人事部門側で柔軟に改善が可能です。

導入後のアンケート結果では、年末調整業務において従業員の75%が操作時間や業務負荷の軽減を実感し、一般届出申請では68%が同様の効果を体感。また「安心して申請できるようになった」との声も多く、従業員の90%が本取り組みを高く評価しています。今後、電通総研とテックタッチは「テックタッチテンプレート for POSITIVE」の機能強化やデータ分析の活用、導入プロセスのさらなる効率化を進め、企業のDX推進を支援していく計画です。

・AI型DAP「テックタッチ」を人事システム「POSITIVE」へ導入し、2024年12月から稼働
・電通総研のテンプレートにより、契約からリリースまで約3ヶ月で実現
・ノーコードでガイダンス設定可能、人事部門が自律的に業務改善
・業務負荷軽減を従業員の多数が実感、総じて90%が高評価
・今後はテンプレート強化・データ分析・導入効率化でDX支援を加速

※関連リンク
https://www.dentsusoken.com/news/release/2025/0904.html

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