電通総研、Google生成AI活用「Decision Hub」提供開始

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電通総研は、Googleの生成AIとデータ基盤を組み合わせた統合データ活用ソリューション「Decision Hub(ディシジョン ハブ)」の提供を開始しました。このソリューションは、企業や自治体内に散在するデータを統合し、迅速で的確な意思決定を支援することを目的としています。

「Decision Hub」は、「Google Workspace」上の生成AI「Gemini」や「NotebookLM」を活用し、データ分析、レポート作成、情報整理などを効率的に行います。データ基盤の構築から、全社的なAI活用を促進するための研修やコンサルティングまでをワンストップで提供することで、企業や自治体が直面するデータ分散、専門人材不足、導入コストといった課題の解決を目指します。特に自治体においては、データ収集の困難さからEBPM(Evidence-based policymaking:証拠に基づく政策立案)の実践が進んでいない現状があり、このソリューションがその解決策となることが期待されます。

主な特徴は、Googleの生成AIとデータ基盤が密接に連携している点、生成AIによる戦略的な意思決定支援(GeminiとNotebookLMの使い分けによる情報整理や分析の効率化)、そして電通総研による包括的な導入・利活用支援です。電通総研は、今後も先端テクノロジーを「Decision Hub」に反映させ、業界・業務に特化した分析テンプレートやAI活用シナリオを追加開発することで、データドリブンな意思決定のさらなる浸透を目指しています。

・電通総研がGoogleの生成AIとデータ基盤を組み合わせた「Decision Hub」を提供開始。・企業や自治体内の散在データ統合と迅速な意思決定支援が目的。
・「Google Workspace」のGeminiやNotebookLMを活用し、データ分析などを効率化。
・データ基盤構築からAI活用促進のワンストップ支援を提供。
・今後、業界・業務特化の分析テンプレートやAI活用シナリオを追加開発予定。

この新しいソリューションは、データ活用のハードルを下げ、企業や自治体におけるより効果的な意思決定を後押しすることが期待されます。

※関連リンク
https://www.dentsusoken.com/news/release/2025/0730.html

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