電通 地上波テレビ広告のリアルタイム買付・運用開始

  • URLをコピーしました!

電通は、CARTA ZEROと共同で、地上波テレビ広告のリアルタイム買付・運用サービスを開始しました。この新サービスは、日本テレビが提供するアドプラットフォーム「Ad Reach MAXプラットフォーム」のプロダクトである「AdRM Exchange」と連携することで、デジタル広告のような柔軟かつ効率的な運用をテレビ広告で実現します。

この革新的なシステムにより、電通とCARTA ZEROは、年齢や性別といった基本的な属性情報に加え、ユーザーの行動特性、さらにはリーチ拡大が期待できる特定の番組や時間帯の指定といった多角的かつ柔軟な入札と買付を可能にします。また、国内電通グループが持つ独自のソリューション群(People Driven Marketing / People Driven DMP、STADIA360、SHAREST)と「AdRM Exchange」を連携させることで、テレビ広告出稿の効果を高度に検証し、より効率的なプランニングと運用を支援します。

さらに、CARTA ZEROが開発した中間サーバ「MediaLinker powered by dentsu Japan」を活用し、「AdRM Exchange」と各DSP/SSPパートナーを接続。デジタル動画広告の標準規格である「VAST」に変換することで、放送局と各パートナー間の接続にかかるコストを大幅に削減します。将来的には、この中間サーバを通じてテレビとデジタルの広告を共通でプランニングすることを目指しており、メディアを横断した最適な広告戦略の実現を図ります。電通は「AdRMプラットフォーム」のセールスサイト「スグリー」のプレミアパートナーとして、テレビ広告の高速かつ柔軟な運用を通じたマーケティング支援を推進し、今後もテレビ局との協力体制を強化しながら、付加価値の高いサービス提供を継続していく方針です。

・電通とCARTA ZEROが地上波テレビ広告のリアルタイム買付・運用サービスを開始。
・日本テレビ「AdRM Exchange」と連携し、デジタル広告並みの柔軟性を実現。
・属性や行動特性、番組/時間帯指定による多角的・柔軟な入札買付。
・電通グループ独自ソリューション連携で高度な効果検証と効率的運用。
・中間サーバ「MediaLinker」で接続コスト削減、将来的なテレビ・デジタル共通プランニングを目指す。

※関連リンク
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0722-010915.html

INDEX