電通 スマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA」第2弾開始

電通は、日鉄興和不動産、CAPCO AGENCY、電通マクロミルインサイトとともに、業界横断スマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA」の第2弾実証事業を開始しました。本プロジェクトは、家の中のデータを活用し、独自開発のAIと人が協働して暮らしをより良く進化させることを目指しています。
「HAUS UPDATA」は、生活者の多様な生活習慣や嗜好を多角的に捉え、個人のウェルビーイング向上と企業のマーケティング活動の実現を目指す共創型プラットフォームです。住宅・家電メーカー、センシングサービス企業、消費財メーカーなど多岐にわたる企業と連携し、IoT家電や各種センサーから得られる膨大なデータを統合・分析することで、新たな価値創出を図ります。
第1弾の実証事業では、家の中での生活パターンや日用品の使用傾向を把握し、モニターの状況に応じた情報提供が実際の購買行動に結びつくことが確認されました。第2弾では、モニター世帯数を100世帯以上に大幅に拡大し、生成AIを活用した食生活改善提案、睡眠指導、日用品の購買レコメンドなどの新たなサポート機能を導入し、その有効性を検証します。この「共創AI」は、複数のAIエージェントが組み合わされており、モニターの状況に寄り添いながら、より自然で継続的な生活体験を提供することを目指しています。
第2弾実証事業は2025年6月から12月にかけて実施され、IoTセンサーとIoT家電の設置、データの収集・分析、生成AIによる生活サポート、そしてAIとの対話を通じて得られた需要や気分を各社サービスへフィードバックする一連の流れで進められます。電通が提唱する次世代マーケティングモデル「Marketing For Growth」における「Value Designing」と「360° Experience」に位置づけられるサービスであり、生活者の暮らしと企業のマーケティングを深化させることに貢献していきます。
・電通主導のスマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA」第2弾実証事業を開始。
・家のデータ活用と独自AIで暮らしを最適化する共創プラットフォーム。
・第2弾ではモニター100世帯超に拡大し、生成AIによる生活サポートを検証。
・食生活改善、睡眠指導、購買レコメンドなどの新機能を導入。
・IoTセンサー・家電からのデータ活用で生活者と企業の双方に価値提供。
※関連リンク
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0722-010914.html