SCSK、住友商事子会社による公開買付けへの賛同と応募推奨
SCSKは、2025年10月29日開催の取締役会において、支配株主である住友商事が100%出資するSCインベストメンツ・マネジメントによる同社株券等に対する公開買付け（TOB）に対し、賛同の意見を表明し、株主の皆様に本公開買付けへの応募を推奨することを決議いたしました 。本公開買付けは、SCSKを住友商事の完全子会社とし、東京証券取引所プライム市場から上場廃止し非公開化することを企図するものです 。買付け価格は、普通株式1株につき5,700円です 。
住友商事は、中期経営計画「中期経営計画 2026」で掲げる「デジタルで磨き、デジタルで稼ぐ」というデジタル・AI戦略のもと、SCSKの成長と変革を全面的に支援する考えです 。上場を維持する現状では、少数株主への利益配慮や利益相反の確認が必要となり、施策の迅速な実行が妨げられる可能性があるため、SCSKの成長に住友商事が全面的にコミットするために完全子会社化が最善であると判断されました 。
SCSKでは、本公開買付けの公正性を担保するため独立した特別委員会を設置し、公開買付価格について住友商事との間で複数回にわたる協議・交渉を実施した結果、最終的に5,700円で合意に至っています 。
・普通株式1株あたり5,700円
・住友商事によるSCSKの完全子会社化と上場廃止
・住友商事グループの事業アセット、人材、資金的リソースを最大限投入し、SCSKの成長と変革を全面的に支援
・独立した特別委員会を設置し、公開買付価格の公正性を担保
