SCSK、ServiceNow Japan と戦略的連携強化

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SCSKは、ServiceNow Japanと戦略的パートナーシップを強化すると発表した。これにより、2030年を見据えた「次世代デジタル事業創出」の加速を図る。日本企業では部門ごとにツールを導入する「サイロ化」が進み、業務全体の生産性低下が課題になっている中、AIを活用した統合プラットフォームを通じて、部門横断で業務をつなぎ、非効率なプロセスを排除することを目指す。

両社は、SCSKが持つ約8,000社の顧客基盤とBPO/ITサービス提供力、ServiceNowのAIプラットフォームを組み合わせ、顧客企業におけるDX推進の基盤構築を支援する。SCSKは全社横断体制として「ServiceNow CoE(Center of Excellence)」を新設し、営業、マーケティング、人材育成、戦略策定などを統括して推進する。また、2025年度中に ServiceNow 技術者を累計600名超とする目標を掲げ、社内育成強化を図る。

・SCSK と ServiceNow Japan の戦略的パートナーシップ強化
・全社横断「ServiceNow CoE」を設置し推進体制整備
・2025年度中に技術者を累計600名超に育成目標
・製造業向け DSC 領域で融合モデルを創出
・SCSK の知財・ERP 等と ServiceNow プラットフォーム連携

また、SCSKが保有する知財や既存製品群(たとえば AIネイティブERPを核とする PROACTIVE 等)との連携も進め、ServiceNowプラットフォームとのシナジー化を図る。10月には東京ビッグサイトで開催される「ServiceNow World Forum Tokyo 2025」に出展し、自社導入事例を披露する予定。

※関連リンク
https://www.scsk.jp/news/2025/pdf/20250926.pdf

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