SCSKとFPTジャパン、レガシーシステム課題解決の新会社「COBOL PARK」設立

SCSKとFPTジャパンホールディングスは、主にメインフレームを利用している企業を対象に、レガシーシステムの課題解決に貢献する新会社「COBOL PARK」を設立し、事業を開始しました 。COBOLをはじめとするレガシーテクノロジーで構築されたシステムは、技術者の高齢化などにより技術継承が困難な状況にあり、企業のビジネス継続におけるリスク要因や社会課題となっています 。
新会社は、長年ITサービスを提供してきたSCSKが持つレガシーシステム領域の技術的知見や業務ノウハウと 、FPTが持つグローバルな高度IT人材および独自の教育機関を通じた人材育成力を融合させます 。この協業により、レガシーシステムの維持・改善やモダン化に向けた道筋など、企業のビジネス継続を支える出口戦略を一貫して提供します 。
両社の強みを掛け合わせることで、個別最適化されたレガシーシステムの全体最適化を促進し 、お客様が経営資源を戦略的に再配分できる環境を整えます。これにより、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と競争力の強化に貢献していく考えです 。また、FPTコーポレーションはAIを活用した新しい方法で、古いシステム、現在の運用、未来の革新を実現していくことも強調しています 。
社名の「COBOL PARK」には、レガシーシステムを象徴する「COBOL」と、技術と人、過去と未来が交わる“集いの場”を意味する「PARK」を組み合わせ、日本企業の業務継続に不可欠なシステムの一翼を担うという強い想いが込められています 。
・SCSKの知見とFPTのグローバル人材・AI技術を融合 。
・メインフレーム企業を対象にレガシーシステムの維持・モダン化の出口戦略を提供 。
・技術継承が困難なCOBOLシステムの課題を解決し、事業継続を支援 。
・レガシーシステムの全体最適化を促進し、企業のDXと競争力強化に貢献 。


